top画像

このページは、html勉強用に作成したものです。
写真は「ぱくたそ」、文章は「ウィキペディア」から利用しています。

◆◆◆◆◆◆肉じゃが◆◆◆◆◆◆


肉じゃがは、肉・じゃがいも・玉ねぎ・糸こんにゃくなどを油で炒めてから、醤油・砂糖・みりんで甘煮にしたもの。肉は、牛肉、豚肉、鶏肉などが使用される。カレーライスと同じ素材を使うために補給の都合がよく[2]、軍隊の食事として全国的に導入された。

1870年(明治3年)から1878年(明治11年)までイギリスのポーツマス市に留学していた東郷平八郎が留学先で食べたビーフシチューの味を非常に気に入り、日本へ帰国後に艦上食として作らせようとしたが、命じられた料理長はビーフシチューを知らず、東郷の話からイメージして醤油と砂糖を使って作ったのが始まりという話がある。

しかし、当時の日本では既にビーフシチューやその変形であるハヤシライスが洋食屋での一般的メニューとして存在していた。また、東郷が舞鶴や呉に赴任する前の1891年(明治24年)に制定された日本海軍の『五等厨夫教育規則』に「シチュウ仕方」すなわち「シチューの作り方」と書かれていることから、当時すでに海軍ではビーフシチューのレシピが制定されていたことがわかる。

カーソルを乗せると画像が大きくなります

1995年10月、舞鶴市が「肉じゃが発祥の地」を宣言。東郷平八郎が初めて司令長官として赴任したのが舞鶴鎮守府(現・舞鶴地方総監部)である事をその根拠とした。1998年3月、広島県呉市も「肉じゃが発祥の地?」として名乗りを上げた。

東郷は、舞鶴赴任より10年前に呉鎮守府(現・呉地方総監部)の参謀長として赴任している事を根拠にあげている。そこで両市ともに「舞鶴・呉の双方が発祥地」としている。

カーソルを乗せると画像が大きくなります

海軍経理学校で1938年(昭和13年)に刊行された『海軍厨業管理教科書』(舞鶴の海上自衛隊第4術科学校保管)には、「甘煮」のレシピが次のように掲載されている。

甘煮
材料: 生牛肉、蒟蒻、馬鈴薯、玉葱、胡麻油、砂糖、醤油
油入れ送気 ※蒸気釜の熱源である蒸気を送って、加熱することを指す
3分後生牛肉入れ
7分後砂糖入れ
10分後醤油入れ
14分後こんにゃく、馬鈴薯入れ
31分後玉葱入れ
34分後終了

肉じゃがはドミグラスソースもルーも入れないので、見た目はアイルランドの国民的料理であるアイリッシュシチューに類似する。


Copyright(C) 2021.4.20 - [Chick in Osaka] All Rights Reserved.