top画像

このページは、html勉強用に作成したものです。
写真は「ぱくたそ」、文章は「ウィキペディア」から利用しています。

◆◆◆◆◆◆梅干し◆◆◆◆◆◆


梅干し(うめぼし)は、古くから作られているウメの実の塩漬け。日本ではおにぎりや弁当に使われる食品であり、健康食品としても知られる。なお、塩漬けのみで日干しを行っていないものは梅漬けとも呼ばれる。

非常に酸味が強く、酸っぱい食品の代名詞のように扱われる。梅干しのこの酸味は主に、梅自体に含まれるクエン酸に由来する。

伝統的な梅干しは長期間保存できるよう25~30%の塩分で梅を漬け込んだ漬物である。ただし、減塩指向の高まりとともに塩分は基本的な梅干しで20%程度以下にまで下がっている。

法令上は梅干と調味梅干に分けられる。また、一般には焼酎(ホワイトリカー)や酢などの分量を増やすなどの方法で、漬ける際の塩分を減らしている梅干しを減塩梅干しという。 なお、地方によって梅ではなく、近隣種である杏を使用する場合がある(青森、岩手の八助梅など)。

カーソルを乗せると画像が大きくなります

JAS法は、梅漬けを干したものを「梅干し」とし、砂糖類、食酢、梅酢、香辛料等若しくはこれらに削りぶし等を加えたものに漬けたもの又は調味梅漬けを干したものを「調味梅干し」と表示するよう義務付けている。なお、梅漬けとは、ウメの果実を塩漬けしたもの又はこれを梅酢若しくは梅酢に塩水を加えたものに漬けたものである。

梅干しの製造には、6月頃に収穫する熟したウメを用いる(梅酒では熟していない青梅を用いる)。ウメを塩漬けにした後3日ほど日干しにする。これを「土用干し」という。この状態のものを「白干し」と呼び、これは保存性に優れており、塩分が20%前後となる。

土用干しののち本漬けしたものが伝統的な梅干しである。梅干しがシソで赤く着色されるようになったのは江戸時代になってからとされる。市販品のなかには色素で着色したものが多い。また三年間熟成させ塩を馴染ませ、まろやかにした三年梅(あるいは三年漬け)も存在する。

カーソルを乗せると画像が大きくなります

市販されている梅干しは、減塩調味を施したものが多く、これらは商品のラベルに「調味梅干」と記載されている。調味梅干は、白干しの梅干を水につけて塩抜きした上で、味付けをしたものである。

調味梅干の種類としては、シソ(赤じそ)の葉とともに漬けて赤く染め風味をつけた「しそ梅」、蜂蜜を加えて甘くした「はちみつ梅」、昆布とともに漬けて味をつけた「昆布梅」、鰹節を加えて調味した「鰹梅」、黒糖と黒酢を使って漬け込んだ「黒糖黒酢仕込み」などがある。

調味梅干の漬け原材料は商品名に明示されたもの以外に、還元水飴、発酵調味料、たんぱく加水分解物、調味料(アミノ酸等)、野菜色素、ビタミンB1、酸味料、甘味料(ステビア、スクラロース)などが使用される。減塩梅干や調味梅干は、塩分が少なくなることで保存性が下がるため、賞味期間が短く設定されることが多い。


Copyright(C) 2021.4.20 - [Chick in Osaka] All Rights Reserved.