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チワワ

 大きさは均一ではないが概して小さく、世界で最も小さい犬の一つ、毛色も多種多様である。 多くの国のケネルクラブでは「体重6ポンド(約2.7kg)以上はショードッグとして失格」と規定している。 JKC(ジャパンケネルクラブ:日本在住の犬のブリーダーのほとんどが所属する団体で、血統証明書の発行などが主な業務)は実情に鑑みて「3.0kg以下」としている。

 近年特に日本では飼い主側が小型の個体を求める傾向が強くなりつつあり、供給側もそれに応えているためにどんどん小型化している実情は、犬種の健全化という観点からは大変危険である。

 チワワの性格は主に5つ。 1.好奇心旺盛で勇敢、2.臆病で警戒心が強い、3.飼い主に忠実で献身的、4.プライドが高くマイペース、5.賢い。 サイズが小さいので怖がり、しかし気が強いところもある。無駄吠えが癖になりやすいので、叱っても理解できない幼少期(3カ月未満)は単純な要求(空腹、相手になる、排便処理)を満たしてやり、3カ月以降は吠えても無視、黙ると少々駄賃を与える。

チワワ

 身体の特徴:鼻吻(びふん:動物の体において、口あるいはその周辺が前方へ突出している部分を指す用語で、動物群によってその部位や役割はさまざま)はやや詰まって短い。 体形は3種、手足や首が短いドワーフタイプ、手足が長くてその立ち振る舞いがモデルのようなハイオンタイプ、手足や首が短かすぎたり、長すぎることもない普通のスクエアタイプ。大きな瞳は黒や茶褐色等様々です。

 毛色はなんと10種類以上のバリエーションがあり、単色のみならず、2、3色の組み合わせカラーもある。 毛並みの種類として短毛種のスムースコートに、パピヨンやポメラニアンを交配して作られた長毛種のロングコートがある。

 体温調節を担う耳は頭部に対して大きく、僅かに外側へ反った立ち耳。また、チワワならではの特徴としてはアップルドームと呼ばれる額が挙げられる。その名の通り、リンゴのような丸みを帯びた形に由来するものである。