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がっしりとした体つきで、鼻吻(びふん:動物の体において、口あるいはその周辺が前方へ突出している部分を指す用語で、動物群によってその部位や役割はさまざま)が極めて短い小型犬(体高約30cm、体重約10kg)である。(ヘッダーの写真を参照)
イギリス原産の闘犬であるブルドッグとフランスやスペインなど欧州南部に古くから生存していたマスチフ系の闘犬とを異種交配。また、平和な気質のパグや陽気な小型テリアとも交配し、家庭犬に向いた穏やかな性格とユニークな姿を得て、愛すべき存在に作り上げたのはフランスである。
特徴的なのはコウモリが羽を広げたような立ち耳で、バット・イアと呼ばれる。しかしフレンチブルドッグが固定品種として認可される以前は、ブルドッグの特徴的な耳ローズ・イヤー(耳先が巻いて耳朶が見える)も認められていました。
性格的には、いかつい風貌とは異なり愛情深く、人間家族とともに過ごすことを好みます。とぼけたような外見を裏切らないユニークな行動も見せます。 他の犬にはフレンドリーですが、家族以外の人にはすぐ懐くことは少ないかもしれません。

穏やかで思慮深くあまり神経質でないため、近年では無駄吠えが少ないこと、夏季の運動量が少なくて済むことや短毛で手入れがしやすいことから、世界的に人気が高まり、AKC(アメリカンケンネルクラブ)の発表で、飼い主数が増加しているとのこと。
食欲旺盛の為肥満になりやすいので、食事の管理に加え毎日、自由運動と引き運動が必要。散歩は長時間の必要無し。はしゃぎ過ぎると酸欠になり白目をむいて痙攣することがある。ヘルニア・聴覚障害・白内障にもかかりやすいので過度の運動は禁物。
毛は季節ごとに生え変わり、抜け毛が多い。鼻のしわや尻尾根元のしわに汚れがたまりやすい。鼻が短い為、他の短鼻犬種と同様にイビキをかく個体が多い。暑さにはかなり弱く、日本では飼育には向かない場所が多い。体温調節が困難で、対策として首の周りに保冷剤を付けるとよい。
尾は通常短く、ほとんど振れない。ボストン・テリアと混同される場合があり、現在では血統書を発行するにあたりDNA鑑定をすることがあるらしい。